『北方領土「ロシア領」誇示 参戦正当化論文も』
【モスクワ=内藤泰朗】ロシア極東では、日本の降伏文書調印六十周年に当たる二日、各地で対日戦勝祝賀行事が行われた。日ソ中立条約違反の対日参戦と北方領土の不法占拠を正当化する反日論文のほか、対日参戦を決断した独裁者スターリンを再評価する論文の発表も相次ぐなど、旧ソ連史観の定着化を図る動きが活発化している。
イタル・タス通信によると、北方領土の択捉(えとろふ)島の中心地クリリスクで二日、ロシア正教の使徒で、ロシアの守護神、聖アンドレイ碑が建立された。北方領土が「ロシア領」であることを誇示し、日本からの領土返還要求には一切応じないとの姿勢を示す狙いだ。ロシアでこの記念碑が設置されたのは六カ所目になる。
さらに、ウラジオストクやサハリン、カムチャツカなどでも一日から三日にかけて、「軍国日本の抑圧からの解放」を祝う式典や祝賀行事が相次ぎ行われた。
一方、ロシア政府系日刊紙「ロシア新聞」は二日、「一世紀に及ぶ対馬の影」と題して、日露戦争終結後百年間の両国関係を論じたロシア科学アカデミー東洋学研究所付属東洋大学のコシュキン教授のインタビュー記事を掲載した。
この記事はまず、独ソ両国が戦後に平和条約を締結していないことを挙げて、日本との平和条約締結不要論を展開。第二次大戦戦勝国の米英ソ三カ国首脳が黒海沿岸の保養地ヤルタでソ連の北方領土占領を認めたヤルタ密約以外にも、(1)日本はソ連の対日参戦情報を知っていた(2)日本はナチス・ドイツと共謀し対ソ連戦争を画策していた−として、ソ連の対日参戦を正当化した。
関東軍将兵らのシベリア抑留問題についても、「抑留者をシベリア建設に使うアイデアは、日本側が発案した」などとこれも正当化。「ソ連は寛大にも日本への賠償請求を行わなかった。これで日本は、法的にも道義的にも補償を(ロシアに)要求できなくなった」と締めくくった。
コシュキン教授は二日、プーチン政権に近い有力紙イズベスチヤでも、「日本を軍国主義から救ったのは、米国ではなくソ連だ」と強調し、「スターリンの対日参戦は米国のソ連や中国への進出を阻む上で先見の明があった」と称賛した。
このほか、「ソ連の対日参戦が戦争終結を早めた」(ルシコフ・モスクワ市長)などの国粋的な論調が多数報じられているほか、ロシア下院では日本による北方領土返還要求に対抗し、ロシアの領土保全に関する法案準備の動きが出ている。
十一月の大統領訪日を控え、反日機運を高め、対日参戦を「正義」だとする歴史観を定着させることで、日本からの領土要求に応じられないような空気を醸成する狙いがあるとみられる。
(産経新聞) - 9月4日2時54分更新
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ロシアのまったく話にならない都合主義である。
第二次世界大戦における自国の非を正当化するために、上記のような参戦正当化論を出してきた。
ロシアは第二次世界大戦中、日本との平和条約を締結していたにも関わらず、日本の敗戦色濃厚な終戦一週間前、平和条約を一方的に無視し、攻撃を開始したのだ。
昨年亡くなった祖母が満州にいたが、突然ロシア軍が銃剣を持ちゲートルのまま家に何人も上がり込んで金品を奪ったあげく、男性の多くを殺害して行ったと話していた。また若い年頃の女性の多くも性的乱暴を受けたそうだ。その中には中国人の女性もいたと話していた。
戦後60年経過した今、日本や欧米での北方4島返還すべきとの意向を排除するために、世論に平和条約締結はしていないとアピールしている。
日本は断固これを跳ね除けて、条約違反を犯した上に、北方の不法占拠を広く世界にアピールする必要がある。
外務省の力が問われるというものであろう!今までの日本政府は非常に弱い尻込み発言が多かったが、正義をもって、また日本固有の領土であることを常にアピールすると共に、世界に知らしめることが大切だ。
【モスクワ=内藤泰朗】ロシア極東では、日本の降伏文書調印六十周年に当たる二日、各地で対日戦勝祝賀行事が行われた。日ソ中立条約違反の対日参戦と北方領土の不法占拠を正当化する反日論文のほか、対日参戦を決断した独裁者スターリンを再評価する論文の発表も相次ぐなど、旧ソ連史観の定着化を図る動きが活発化している。
イタル・タス通信によると、北方領土の択捉(えとろふ)島の中心地クリリスクで二日、ロシア正教の使徒で、ロシアの守護神、聖アンドレイ碑が建立された。北方領土が「ロシア領」であることを誇示し、日本からの領土返還要求には一切応じないとの姿勢を示す狙いだ。ロシアでこの記念碑が設置されたのは六カ所目になる。
さらに、ウラジオストクやサハリン、カムチャツカなどでも一日から三日にかけて、「軍国日本の抑圧からの解放」を祝う式典や祝賀行事が相次ぎ行われた。
一方、ロシア政府系日刊紙「ロシア新聞」は二日、「一世紀に及ぶ対馬の影」と題して、日露戦争終結後百年間の両国関係を論じたロシア科学アカデミー東洋学研究所付属東洋大学のコシュキン教授のインタビュー記事を掲載した。
この記事はまず、独ソ両国が戦後に平和条約を締結していないことを挙げて、日本との平和条約締結不要論を展開。第二次大戦戦勝国の米英ソ三カ国首脳が黒海沿岸の保養地ヤルタでソ連の北方領土占領を認めたヤルタ密約以外にも、(1)日本はソ連の対日参戦情報を知っていた(2)日本はナチス・ドイツと共謀し対ソ連戦争を画策していた−として、ソ連の対日参戦を正当化した。
関東軍将兵らのシベリア抑留問題についても、「抑留者をシベリア建設に使うアイデアは、日本側が発案した」などとこれも正当化。「ソ連は寛大にも日本への賠償請求を行わなかった。これで日本は、法的にも道義的にも補償を(ロシアに)要求できなくなった」と締めくくった。
コシュキン教授は二日、プーチン政権に近い有力紙イズベスチヤでも、「日本を軍国主義から救ったのは、米国ではなくソ連だ」と強調し、「スターリンの対日参戦は米国のソ連や中国への進出を阻む上で先見の明があった」と称賛した。
このほか、「ソ連の対日参戦が戦争終結を早めた」(ルシコフ・モスクワ市長)などの国粋的な論調が多数報じられているほか、ロシア下院では日本による北方領土返還要求に対抗し、ロシアの領土保全に関する法案準備の動きが出ている。
十一月の大統領訪日を控え、反日機運を高め、対日参戦を「正義」だとする歴史観を定着させることで、日本からの領土要求に応じられないような空気を醸成する狙いがあるとみられる。
(産経新聞) - 9月4日2時54分更新
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ロシアのまったく話にならない都合主義である。
第二次世界大戦における自国の非を正当化するために、上記のような参戦正当化論を出してきた。
ロシアは第二次世界大戦中、日本との平和条約を締結していたにも関わらず、日本の敗戦色濃厚な終戦一週間前、平和条約を一方的に無視し、攻撃を開始したのだ。
昨年亡くなった祖母が満州にいたが、突然ロシア軍が銃剣を持ちゲートルのまま家に何人も上がり込んで金品を奪ったあげく、男性の多くを殺害して行ったと話していた。また若い年頃の女性の多くも性的乱暴を受けたそうだ。その中には中国人の女性もいたと話していた。
戦後60年経過した今、日本や欧米での北方4島返還すべきとの意向を排除するために、世論に平和条約締結はしていないとアピールしている。
日本は断固これを跳ね除けて、条約違反を犯した上に、北方の不法占拠を広く世界にアピールする必要がある。
外務省の力が問われるというものであろう!今までの日本政府は非常に弱い尻込み発言が多かったが、正義をもって、また日本固有の領土であることを常にアピールすると共に、世界に知らしめることが大切だ。
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